この記事では、英検4級の概要とレベルを分かりやすくまとめてご紹介しております。
英検4級について実は良くわかっていない・・・という受験生や保護者様でも数分で試験内容やレベル感、合格点や勉強方法を把握して頂けますので、必要な部分から読んで頂ければと思います。
英検4級のレベル
英検4級は中学2年生程度のレベルです。次のステージとなる3級や準2級に向けて学習を進めていくにあたり、確実に抑えておきたいレベル感になります。
「簡単な英語を理解することができ、またそれを使って表現することができる」レベルで、There is 構文や時制など、日本人には馴染みにくい文法が出題されるようになるという点で、5級より一段上の内容であり、英語力を今後伸ばしていく上で重要な基礎事項を問われる級と言われております。
試験概要
一次試験
英検4級には、一次試験(筆記・リスニング)があります。
一次試験は、筆記試験とリスニングテストの2部構成になります。
筆記試験は35分で、リーディングが問われ、リスニングテストは約30分で、筆記試験に続いて行われます。
別に試験の合否とは関係のない、「スピーキングテスト」もございますので、ご興味のある方は調べてみてください。
試験の内容は下記のとおりです。
筆記試験
大問1:語彙問題 15点
大問2:会話文問題 5点
大問3:短文語句整理問題 5点
大問4:長文内容一致問題 10点
リスニング試験
大問1:会話の応答文選択 10点
大問2:会話の内容一致 10点
大問3:文の内容一致 10点
35点満点中、6割以上が合格点だと言われておりますが、7割以上は取れるように練習しておくことが理想ですね。
開催月
第一回:一次試験は6月、 二次試験は7月 (申込は3月末〜5月頭)
第二回:一次試験は10月、 二次試験は11月 (申込は8月頭〜9月頭)
第三回:一次試験は1月、 二次試験は2月 (申込は11月頭〜12月半ば)
塾や学校で申し込みができる他、個人でのお申し込みは近くの書店などで行うことが可能です。
申し込み後に確認するべきこと
受験の申し込みが終わったら、現在の状況に合わせて学習スケジュールを組むところから始めましょう!
まだ4級で問われる重要文法項目が終わっていない人
小学生、中学1年生など、まだ習っていないことが多いお子さまの場合は、英検4級に最低限必要な知識をまず固めていきましょう。
慌てず範囲を確認し、4級で問われる項目を勉強して参りましょう。
4級で必要な文法項目と語彙はそう多くありません!ゆっくり一つずつ確実に身につけて参りましょう!
文法項目がほとんど網羅できたら!
英検公式HPで過去問が掲載されているので、お父さんお母さんにダウンロードしてもらい解いてみましょう。
Step 1:問題を解く
実際に時間を測って問題を解いてみましょう。
英検4級筆記試験の試験時間は35分です。英検4級の筆記試験は、大問1〜4の4つに分かれています。
時間配分は気にせず、練習時点から頭から焦らず解くことを意識してみてください。
そのためには、問題の構成や設問の意味を練習時からしっかりと理解することが重要です!
Step 2:答え合わせをする
答え合わせは丁寧に行います。ただ○と✖️をつけるだけではなく、どうしてその問題を間違えてしまったのかまで考えるようにしましょう。大切なのは次の Step 3です。
Step 3:間違えた問題の分析をする
このStepがとても大切になります💡
間違えた問題の解説を丁寧に確認します。どうしてその問題を間違えてしまったのか、①知らない単語があった ②文章の構造が分からなかった ③単語も文構造も分かったが、意味がうまくまとまらなかった どれに当てはまるのかを分析します💡
そしてもう一度問題を解いてみましょう。
Step 4:明日もう一度解説を読む
昨日間違えた問題の解説ををもう一度読むことで頭を整理します。この時、問題の答えを覚えるのではなく、「問題の解き方を覚える💡」ことにフォーカスします!
まとめ
いかがでしたでしょうか。一通り英検4級の試験内容についてご理解頂けたのではないかと思います。
英検の試験内容は毎回型が決まっているので、出題方法や問われるポイントを把握してしまうことで合格ラインの6~7割に到達することができます💡しっかりと対策をして合格しちゃいましょう!
ポイントはスケジュールを立てて毎日30分でも英語に触れる習慣を付けることです💡
スケジュールの組み方に悩んだら、Yumaまでご連絡くださいませ。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう。Catch you later! またね!