みなさん、こんにちは!
Yuma English Houseより、英語コーチのYumaです😄
新学期がスタートして1ヶ月弱が経とうとしておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
今回は、学校でも取り扱われており重要視されている「英検」について、考えてみたいと思います。
英検とは?
英検は、正式名称を「実⽤英語技能検定」といいます。
1級、準1級、2級、準2級、3級、4級、5級の7つの級に分かれており、1級〜3級は、4技能(リーディング・ライティング・リスニング・スピーキング)を測定、4級・5級は、リーディング・リスニングの2技能のみを測定します。
国際評価基準であるCEFRに対応した英検CSEスコアや、合格ラインをどの程度上回ったか、あるいは下回ったかなども⽰されるため、単純に合格 / 不合格 というだけではなく、合格まであとどのくらいの地点に自分がいて、現状どこが課題であるのかが分かります。
また、自分の学年で必要だとされる基準の英語力にどれだけ近いか、離れているかを客観的に把握するとてもいい機会にもなりますため、これからの希望進学校や将来就きたい仕事に必要な英語力に近づけるためにも、是非一度は受験されることをお勧めいたします💡
TEAPやTOEICとの違い
TEAP(Test of English for Academic Purposes)
TEAPは⼤学での⽣活や研究に必要な英語⼒を測定する試験で、アカデミックな語句や話題が多く出題されます。問題の難易度は、英検の準1級〜準2級程度に相当します。
目指したい高校や大学で重要視されている or 資格を持っていることで進学が有利になるならこちらも是非勉強しておくことをお勧めいたします。
TOEIC(Test of English for International Communication)
TOEICテストでは、ビジネスにおける場⾯・話題が多く出題されます。就職や転職、キャリアアップなど、ビジネスシーンでの英語⼒をアピールしたいなら、TOEICテストを受けるとよいでしょう。
目安としては、英検2級を所持されてから、TOEIC学習を開始されるのがよいと言われております。
各級のレベル感について
5級・4級 中学1年~2年生レベル
中学1年生〜2年生レベルの内容を学びながら、”英語力の土台”を築くフェイズです。
5級クラスでは、アルファベットから初めて、英語の1stステップである”フォニックス”を身に付けます。その後は、I am / You are ~ から徐々に英検5級取得に必要な文法を導入していきます。
4級クラスでは、5級で身に付けた英語の土台をさらに強化する期間です。たくさんの英文や音声に触れながら、新しいインプットを多く確保します。 特に「語彙力強化」「文法力強化」にフォーカスし、英検3級以上を目指す際に「単語が読めない」「文章の意味が分からない」という悩みがない状態を目指します。
3級:中学卒業レベル
中学卒業レベルです。
3級クラスでは、これまでに身に付けた英語の基礎力を応用し、英検で必要になる、ライティング対策とスピーキング練習を通して「自らの意見をシンプルに相手に伝える」練習を行います。
次の準2級から、長文の内容が一気にレベルアップするため3級のうちにたくさんの長文に触れ、音読練習を活用しながら英語の文章構造に慣れて参ります。
準2級:高校中級レベル
高校中級レベルです。
準2級クラスでは、二次試験に必要なスピーキング力向上を視野に入れた授業展開をして参ります。文法レベル的には、高校中級程度とされており、大学入試に必要な語彙や文法がたくさん出てきます。
また、ライティングでは与えられたテーマに対して、自分の意見をシンプルかつ論理的に伝える能力が求められます。授業外の課題として、「”多書き” 練習」を取り入れながら、まずは自分の意見を即決し、それを文章としてアウトプットする練習を重ねて参りましょう。
2級:高校卒業レベル
高校卒業レベルです。
2級クラスでは、これまで培ってきた英語力を駆使し、アウトプットに繋げることにフォーカスします。まずはこれまでの文法事項をしっかりと定着させ、自分が得意な分野であれば、自らの言葉で意見や考えを相手に伝えられるようにして参ります。
また、進路相談や留学準備等、生徒たちがそれぞれの夢に向かって出発するためのお手伝いもさせて下さい。
それ以外の級はご相談ください。
24年度から新形式になっております☝️
準2級
⭐️24年度からの変更点:筆記試験の問題数が減ります!
37問→29問
・大問1:短文の語句空所補充
→5問削除(熟語・文法問題など)
・大問3B:長文の語句空所補充
→3問削除(設問No. 28-30)
・英作文問題の出題を1題から2題に増加
既存の「意見論述」の出題に加え、「Eメール」 問題を出題
2級
⭐️24年度からの変更点:筆記試験の問題数が減ります!
38問→31問
・大問1:短文の語句空所補充
→3問削除(文法問題など)
・大問3B:長文の内容一致選択
→4問削除(設問No. 30-33)
・英作文問題の出題を1題から2題に増加
既存の「意見論述」の出題に加え、「要約」問題を出題
開催月
第一回:一次試験は6月、 二次試験は7月 (申込は3月末〜5月頭)
第二回:一次試験は10月、 二次試験は11月 (申込は8月頭〜9月頭)
第三回:一次試験は1月、 二次試験は2月 (申込は11月頭〜12月半ば)
塾や学校で申し込みができる他、個人でのお申し込みは近くの書店などで行うことが可能です。