英検対策のTipsをご紹介いたします!

みなさん、こんにちは。

今年は最大10連休の大型GWですが、いかがお過ごしでしょうか。

今回は、今年英検をご受験予定の方に向けて、英検対策のコツをご紹介いたします。

初めてご受験される方は、別のブログにて各級の概要や勉強方法についてまとめておりますのでそちらをご確認くださいませ。

⭐️今回は一部専門的なトレーニングもご紹介しておりますため、詳細が気になる方はご連絡をお待ちしております。

目次

英検とはどんな試験?レベルは?

英検は5級から1級まで7つのレベルの分かれており、自分のレベルに合った目標の試験を受けられるようになっております。

下記の表を参考に自分のレベルがどのあたりかを判断してみてください💡

基本的には自分の学年で求められるレベルの級を目指してみてください!

試験レベル語彙数求められるレベル
5級中学初級程300~600英語の基礎固め。家族や趣味・スポーツなど身近な話題が理解できる。
4級中学中級600~1,300基本的な英語を理解し、平易な英語を聞くこと、話すことができる。
3級中学卒業1,250~2,100基本的な英語を理解し、特に口頭で表現できる。
準2級高校中級2,600~3,600日常生活に必要な一般的な英語を理解し、特に口頭で表現できる。
2級高校卒業3,800~5,100日常生活や職場に必要な英語を理解し、特に口頭で表現できる。
準1級大学中級7,500~9,000日常や社会生活に必要な英語を理解し、特に口頭で表現できる。
1級大学上級10,000〜15,000広く社会生活に必要な英語を十分に理解し、自分の意志を表現できる。
各級合格までYuma English Houseでは1年かけてじっくり学んで参ります!

単語帳に関しては、学校で指定されているもの + 旺文社の「でる順パス単」を完璧にして頂ければ大丈夫です!

学習の優先順位について

英検は1次試験がリーディング+リスニング+ライティング、2次試験がスピーキングとなっており、4技能満遍なく準備をする必要がございます。

まずは下記の順番で優先順位をつけてバランスよく学習をして参りましょう!

①単語と文法

まずは知識のデータベースを増やしましょう。単語も文法も1次試験のリーディング、リスニングには絶対に必要になりますし、しっかりと基礎知識を蓄えておくことで、ライティングもスラスラと書くことが可能になります。

ここで重要なのが、目指す級で問われる語彙力と文法項目をしっかりと確認すること」、「一つ前の級で問われる範囲も網羅していること」です💡

例えば、今回初めての英検受験で4級を受ける場合でも、一つ前の級にあたる5級で問われる単語や文法項目が理解できていない場合、かなり苦戦することが予想されます💦

単語帳の進め方

お手持ちの単語帳を最低3周(パッシブスキルを強化:英語を見て日本語の意味が頭に浮かぶように)実施します。この時、音源を一緒に確認しながら単語と音を脳内でリンクさせる意識が持てると、リスニングにも効果があります💡

文法書の進め方

一通り重要な項目を頭にいれる+練習問題で理解度確認をしてしまったら、過去問で実践形式に慣れていければ大丈夫💡

単語や文法知識はとにかく反復がポイントです💡
何度も同じ単語、フレーズに出会い、「目 / 耳 / 手 / 口」を有効活用しながら記憶に定着させます。
エビングハウスの忘却曲線でも言われているように、忘れそうになったタイミングで出会うことで忘れにくい状態を作りたいですね!

②リスニングとライティング

単語と文法項目を理解したらいよいよリスニングとライティングの練習です。もちろん理想は、単語と文法を学習しながら少しでもリスニングとライティングに触れられるのが一番ですが、全ての基礎にあたる単語と文法が何よりも優先になります。

リスニングの進め方

【受験までにある程度の期間がある方向け】

受験までにある程度の期間がある方は、音の変化ルールを学びましょう💡

音の変化は、大きく分けると「音の連結」「音の消失」「Tの変化」「弱形」の4種類あります。例えば、I like it を「アイライクイット」ではなく、「アイライキッ」(音の連結)とネイティヴの発音で正しく認識することで、脳内のワーキングメモリを意味を理解することの処理に回すことができ、結果的にリスニングができる = 聞ける状態を作ることができます。

学校英語では、リスニング力を向上させるために欠かせないこの、「音声知覚」を十分に学ばない傾向にありますので、Yuma English Houseのレッスンでしっかりと補って参りましょう🌱

【受験まで残り数ヶ月を切っている方向け】

受験まで残りわずかの方は、必要最低限の部分をしっかりと押さえて合格をもぎ取りましょう!下記を参考に、1問ずつ丁寧に時間をかけてマスターしていきます💡

※間違っても、ただ解いて確認して次の問題に行く。のはやめましょう!もったいないです!

【おすすめの学習方法

Step 1:過去問を解いて内容把握
Step 2:聞き取れなかった箇所を含め文章全体の単語や文構造を確認
Step 3:音読をする(★1課題/10回以上)
Step 4:オーバーラッピング(音声と同時に発話)
Step 5:シャドーイング(音声に1~2単語遅れて発話)

上記は、私がおすすめしている学習方法です。是非ご参考にされてみてください。

③過去問

Step 1:時間を測って実際に解いてみる

試験の時間感覚が養われると同時に、テスト内容に慣れることが目的です。緊張感を持って臨んでみましょう!

Step 2:全ての単語や文法、文章の意味を解答を使って確認する

ここが一番大事なポイント!

問題を解いたら、解説をじっくり読みながら単語や熟語、文法や文構造の確認をセットで行いましょう!

Step 3:単語と熟語は自分オリジナル復習ノートにまとめて何度も復習する

確認後は、自分専用復習ノートを作成して何度も定期的に振り返る時間を取ります!

ここの習慣がしっかりとついていない生徒さんたちが多い印象です💡

Step 4:長文は内容確認をした後、最低10回は音読する

せっかく時間をかけて内容を確認した文章です、音読を10回以上行い脳みそに英文を刷り込ませます!

英語が伸びないと・・・とご相談を頂く方の特徴としては、「テキストを進めること」にフォーカスしてしまい、せっかく解いた問題の内容が定着していない印象です。

【さらに1レベル上の取り組み方ご紹介】
過去問は合計4周取り組んでいただきます。
1周目:時間を測って解く
2周目:間違えた問題の解説だけ読み込む
3周目:間違えた問題の解説だけ読み込む
4周目:もう一度間違えた問題のみ解き直す

これを行うことで、間違えた問題の解答を覚えるのではなく、解き方を頭に定着させることができます💡
※2回連続で解いたところで、1回目に間違えてしまった部分ができるはずなどないんです☝️

ポイントは、しっかりと解説を読み込むことで類似問題が出たとしても解き方を理解していれば応用が効くようになります💡

④スピーキング(1次試験が受かってからでもおっけい!)

面接対策は実際のところ1次試験が受かってからでも十分に間に合います!なのでまずは上記のポイントをしっかりと押さえた学習計画を練るところから始めましょう💡

各級ごとのポイント!(これだけは知っておいて損はない!)

5級:基礎知識をとにかくしっかりと頭に入れる

中学1年生レベルの内容をしっかりと頭に入れましょう!単語帳も1冊を何度も繰り返し使用し、単語を覚えます。当日パニックにならないように、事前に最低でも4回分は過去問を解いておくと安心ですね。

4級:単語と文法をしっかりと確認しておく

5級で問われる内容に合わせて新しく4級から出てくる単語、文法をしっかりと定着させて参ります。長文問題の数も多くなりますので、普段から目にしておくようにしましょう。

3級:スピーキング練習をしておくこと

3級から2次試験にて面接が導入されます。しっかりと対策を練れば問題ありませんが、ここで手を抜いてしまうと受かるものも受からず悔しい思いをする結果となってしまいます。。。しっかりと対策を行いましょう!

準2級:長文のレベルが一気に上がります

3級と比較しても長文で問われる内容や単語のレベルがグッと上がります。単語帳は全部マスターしておく、文法で苦手な箇所は学校や塾の先生にしっかりと確認しておく、など事前の準備がとにかくポイントになります💡

また、リスニング音声も1回しか流れませんので、音声知覚を強化しておき意味理解がスムーズに行えるようにしましょう。

2級:大学受験に備える準備ができているかどうか

高校卒業レベルになりますので、大学受験を見据えて総復習をしておきたいところです!

長文、ライティング、リスニングに加え、スピーキングのレベルも上がります。準2級までの単語や文法がしっかりと入っていないと時間オーバーにもなってしまいます。過去問を何度も解いて同じ形式の問題は必ず取れるように準備をして参りましょう。

いかがでしたでしょうか!

みなさま、最後までブログをご拝読頂きありがとうございます😄

英検対策について普段生徒さんたちに指導させて頂いている内容をまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。しっかりと計画を練ってから学習に取り組むことで合格率も定着率もぐんと高めることが可能です。それでは、英検対策頑張ってくださいね🔥🔥

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